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7月1日は1秒長い日に

掲載日:2012年4月16日

7月1日に3年半ぶりに「うるう秒」の挿入が行われる。日本の標準時を管理する独立行政法人「情報通信研究機構(NICT)」(宮原秀夫理事長)は、その説明会を5月10日(木)午前10時半から、東京都千代田区のNICT麹町会議室で開く。参加希望者(先着35人)を募っている。

世界共通の標準時刻はもともと地球の自転などを基に決めていたが、1958年からは高精度の「原子時計」に基づくようになった。ところが地球の自転速度は徐々に遅くなっていることから、原子時計とのずれが起きてきた。そのずれが0.9秒以内に収まるように調整した時刻を「協定世界時」とすることを国際的に取り決め、その調整(「うるう秒」の挿入)を1972年から数年に1回程度ずつ、これまで24回行ってきた。

「うるう秒」の挿入は、世界一斉に行われるもので、日本では7月1日(日)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「午前8時59分60秒」を入れて、1日を1秒長くする。日本での「うるう秒」の挿入は2009年1月1日以来。

情報通信研究機構は、電波時計などに時刻情報を提供する「標準電波」、放送局などに提供するテレフォンJJY、コンピューターの時刻合わせに使われているNTPサービスなどを通じて、「うるう秒」挿入後の正しい日本標準時を通報する。5月10日の説明会では、社会における「うるう秒」の影響や同機構の対応措置などについて話す。

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