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『日本イヌワシ研究会』に第17回山階芳麿賞

掲載日:2012年4月10日

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巣にいるイヌワシの親子
撮影:須藤 一成 氏(日本イヌワシ研究会)

山階鳥類研究所は、日本国内で鳥学や鳥類保護に顕著な功績のあった人や団体に贈っている山階芳麿賞を、今年度(第17回)は「日本イヌワシ研究会」(小澤俊樹会長、事務局・滋賀県米原市)に贈ることを決めた。

「日本イヌワシ研究会」は、単一鳥種を対象としたアマチュア研究者による研究会として1981年に発足した。以来、急峻な山岳地帯に生息していて調査がなかなか困難なイヌワシについて、全国的な生息数や繁殖状況の調査による科学的データを提供し、生態学的な知見に基づく保護活動や啓蒙活動にも努めてきたことが評価された。

山階芳麿賞は、日本の鳥学の発展と鳥類保護の振興に寄与することを目的に、1992年の山階鳥類研究所財団設立50周年を記念して設けられた。賞の名前は、研究所創立者の山階芳麿博士(1900-1989年)の功績により付けられた。

受賞者には記念メダルと副賞(賞金50万円・楯)が贈られる。記念メダルは表に山階博士の肖像、裏面には同博士らが81年に新種として発表したヤンバルクイナのレリーフとなっている。贈呈式と受賞記念講演は9月23日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで行われる。

 

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「日本イヌワシ研究会」のメンバーたち(同研究会提供)
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