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首都圏直下地震で震度7の地域も

掲載日:2012年4月2日

文部科学省は、新しい地震学の知見に基づく首都圏直下地震の予想震度分布図を公表した。震度は震源域に加え、破壊がどこから始まるかで違ってくる。3つのケースについて震度予想した結果、これまで中央防災会議の想定にはなかった震度7の区域も出てくる可能性が明らかになった。

今回、公表された震度分布は東京湾北部の下、陸のプレートに潜り込んでいるフィリピン海プレート上面で起きる地震を想定している。東京大学地震研究所の研究で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界が従来考えられていたものより約10キロ浅いと推定されたことで、予想震度も従来、中央防災会議が公表していたものより大きくなっているのが特徴。破壊の始まりを断層の東端、中央部、西端と想定したいずれの場合も、江東区や江戸川区など一部の地域が震度7に、残る東京23区の大半と神奈川県の東部、千葉県の東京湾に面した地域が震度6強に見舞われると想定された。

文部科学省は、今回の震度予想分布が東京湾北部の下のフィリピン海プレート上部で起きる地震だけを想定したもので、発生場所が変われば震度分布も異なってくる、と注意喚起している。

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