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日本最大級のメガソーラー 川崎市で運転開始

2011.08.11

 川崎市と東京電力が同市臨海部の東京湾埋め立て地の2カ所に建設していた合計出力約2メガワット(2,000kW)の日本最大級メガソーラー(大規模太陽光発電所)が完成し、10日、本格運転を開始した。

 このメガソーラーは、同市川崎区の浮島町および扇島地区にそれぞれ昨年4月から建設を進めていた。このうち運転を開始した「浮島太陽光発電所」は敷地面積約11ha、37,926枚の太陽電池パネルを設置し、出力約7,000kW、年間の発電量(推定)は約740万kWh。一方の「扇島太陽光発電所」は敷地面積約23 ha、63,792枚の太陽電池パネルを敷き、出力約13,000kW、年間発電量(推定)約1,370万kWhを目指して今年12月に運転を開始する。

 両発電所を合わせた年間発電量は推定で約2,110万kWhとなり、一般家庭約5,900世帯分、川崎市64万世帯の約1%の年間電力量をまかなえるという。

 浮島太陽光発電所の隣には、川崎市の環境学習施設「かわさきエコ暮らし未来館」が今月6日にオープンし、展望スペースが用意されているほか、メガソーラー見学も開催している(入館無料、月曜日休館)。

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