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共用IPネットで日英間スーパーハイビジョンライブ中継に成功

掲載日:2011年2月23日

共用のIPネットワークを利用して東京・ロンドン間を結んだスーパーハイビジョンライブ中継に日本電信電話(NTT)とNHKが成功した。

スーパーハイビジョンは、1画面の画素数がハイビジョンの16倍という臨場感あふれる映像を提供できる放送方式として、NHKが2020年の試験放送開始を目指し、開発を進めている。NHKとNTTは既に2006年の紅白歌合戦を東京・大阪間でライブ中継した実績を持つ。ただし、この時は専用線を使った。国際間の伝送に専用線や超高速インターネット衛星を使用すると、通信コストが高くなるという課題を抱えている。

今回のライブ中継は、NTTの研究所が運用する研究用ネットワークと米国、欧州、英国の研究教育用ネットワークという共用タイプのグローバルIPネットワークを利用した初めての試み。NHK放送技術研究所からNHKが開発した符号化方式で圧縮した映像と音声信号を、NTTが開発した高信頼・高速IP伝送技術によって米国、欧州、英国のネットワーク経由でBBC(ロンドン)に送った後、NTT武蔵野研究開発センタに戻し、再び元の映像・音響を再生すことに成功した。

将来、この方法で海外の大型スポーツイベントや劇場公演などをスーパーハイビジョンの映像・音響でホールなどへ提供することが可能になる、とNTTとNHKは言っている。

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