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口蹄疫は清浄国の認可回復

2011.02.07

 4日までパリで開かれていた国際獣疫事務局(OIE)科学委員会で、日本が口蹄(こうてい)疫に対して清浄であることを示す「口蹄疫清浄ステータス」を回復した、と農林水産省が明らかにした。

 昨年4月、宮崎県で口蹄疫が発生したことにより、日本は「口蹄疫清浄ステータス」が失効していた。OIE科学委員会の決定により、今後、日本から牛肉などの輸入を止めている国に対し、輸入再開に向けた協議を行うことが可能になった。

 一方、農水省は、韓国などアジア周辺諸国で依然として口蹄疫が発生していることを挙げ、畜産関係者が発生国を訪問する際は家畜を飼育している農場などへの立ち入りを極力避けるよう呼び掛けている。

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