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水を冷媒とする高効率の冷凍機試作器完成

掲載日:2011年1月20日

神戸製鋼、東京電力、関西電力、中部電力は19日、水を冷媒とする高効率の冷凍機の試作機を完成させた、と発表した。

冷凍機は現在、オゾン層破壊の原因となるほか温室効果ガスでもあるフロンに代わってHFC(ハイドロフルオロカーボン)や二酸化炭素、アンモニア、イソブタンなどが冷媒として使われている。

水は、これらの冷媒に比べより環境にやさしいため、4社は試作機の改良と信頼性確認運転を続け、ビルや工場の空調や冷却プロセスなどに使用される冷凍機として早期の市場投入を目指すと言っている。

水を冷媒とする冷凍機自体は既にあるが、新しい試作器はジェット機のエンジンと似た構造をした軸流式圧縮機を採用しているのが特徴。蒸発機で気化した水を圧縮する方法として現在使われている遠心式圧縮機に比べ2分の1から3分の1の小型化が可能になった。さらに冷房・冷却性能(COP)も、フロン冷媒冷凍機と同等の効率が見込めるという。

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