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「あかつき」予定の軌道に乗ったか確認できず

2010.12.08

 金星探査機「あかつき」は、7日午前9時に金星を回る軌道に投入する操作が行われたが、予定の軌道に乗ったかどうか確認できない状態が同日中続いた。

 宇宙航空研究開発機構のプレスリリースによると、軌道投入の操作後、「あかつき」からの通信は一時中断したが、午前10時28分に電波を受信した。受信状況の分析により「あかつき」はセーフホールドモードに入っていることが確認できた。探査機の状態と軌道情報を取得、確認する作業が続いている。セーフホールドモードというのは、「太陽を捕捉してスピン安定した状態」と同機構は説明している。

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