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沖縄科学技術大学院大学初代学長にドーファン博士

2010.07.10

 沖縄科学技術大学院大学学園設立委員会は9日、沖縄科学技術大学院大学の初代学長予定者として、スタンフォード大学線形加速器センター(SLAC)所長などを歴任した素粒子物理学者、ジョナサン・ドーファン博士を決定した。

 ドーファン博士は1999年から2007年、SLAC所長として、1,500人以上の教職員を統括するとともに、25カ国から集まった約3,000人が参加した研究プロジェクトを束ねてきた。素粒子実験施設を、光量子科学や粒子宇宙物理学など幅広い研究目的に活用される国際的研究施設に生まれ変わらせたマネジメント手腕が評価された。

 沖縄科学技術大学院大学は2012年度に開学予定。ドーファン博士は今後、優秀な教員・学生を世界中から集め、世界規模の学術連携などに取り組むことが期待されている。

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