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副大臣・政務官で宇宙政策作業グループ構想

2010.03.19

 泉健太・内閣府政務官(宇宙政策担当)は16日、宇宙開発戦略本部の下に各府省の副大臣・政務官で組織する作業グループを設置する考えを示した。

 宇宙開発戦略本部は、日本の宇宙政策を一元化するために宇宙基本法に基づいて設置された。首相を本部長に、官房長官、宇宙開発担当相が副本部長、その他のすべての大臣で構成されているが、政権交代後、本部会合は1度も開かれていない。

 泉政務官は、「この半年間は宇宙政策の状況を把握してきた。大臣級の本部は(集めるための)調整が難しい。戦略本部におけるエンジンというものを明確にしなければいけない。なるべく早く本部を開き、副大臣、政務官による作業グループないしは事務局のようなものを設置したい」と政治主導による宇宙政策の推進体制を構築していく考えを示した。

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