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戦略的創造研究の新領域に4課題

掲載日:2008年10月15日

科学技術振興機構は、独創性に富んだ探索研究を推進する戦略的創造研究推進事業(ERATO型研究)の新規研究領域として、河岡義裕・東京大学医科学研究所教授を研究総括とする「感染宿主応答ネットワーク」など4領域を決定した。

研究総括のもとに数人から十数人の組織を超えた研究者が結集、5年程度の研究期間で、新たな科学技術分野への展開や、新産業の創出につながる成果を目指す。

河岡教授を研究総括とする領域では、ウイルスに感染したときに生体に起きる変化を解明することで、ウイルス感染症の新たな概念の確立と、新規治療法の創出を目指す。

このほかの3領域と研究総括は次の通り。

  • 「生細胞分子化学」(袖岡幹子・理化学研究所基幹研究所主任研究員):
    新しい化学的な手法によって細胞死の仕組みを解明、細胞死を制御することを目指す。
  • 「ソフト界面」(高原淳・九州大学先導物質化学研究所教授):
    液体・高分子・生体物質などの表面(ソフト界面)の構造と特性を解析する手法を開発し、自然界の材料以上の特性を発揮する高機能性材料の創成を目指す。
  • 「情動情報」(岡ノ谷一夫・理化学研究所脳科学総合研究センターチームリーダー):
    怒り、喜び、悲しみ、不安など情動情報の符号化モデルを構築、情報活用の幅や深さを飛躍的に増大させることを目指す

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