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透明な太陽電池試作

掲載日:2008年9月5日

窒化ホウ素を材料とし透明な太陽電池を試作することに、物質・材料研究機構半導体材料センターの小松正二郎グループリーダーらが初めて成功した。

高密度窒化ホウ素は高温にも強い丈夫な材料として知られている。試作品の発電効率は2%で、実用化されているシリコン太陽電池の18%にははるかに及ばないが、「出だしのデータとしては前途有望な値」と物質・材料研究機構の研究チームは言っている。

研究チームが用いた製造法「レーザミキシング・プラズマCVD」は、電池薄膜の表面がミクロンサイズのコーンに覆われるため、太陽光の反射を抑え、光吸収効率を向上させる特徴も持つ。透明という長所を活かし、サンループ車や窓にはり付けられる太陽電池などの応用が期待されている。

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