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野口聡一さん国際宇宙ステーション搭乗員に決定

2008.05.15

野口聡一宇宙飛行士(提供:宇宙航空研究開発機構)
野口聡一宇宙飛行士 (提供:宇宙航空研究開発機構)

 宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士、野口聡一さんが、来年後半から翌年前半にかけて半年間、国際宇宙ステーションに滞在することが決まった。

 野口さんは、ロシアのソユーズ宇宙船によって打ち上げられ、国際宇宙ステーションに滞在する6人の搭乗員の1人として、日本の実験棟「きぼう」を初めとする各施設のシステム運用、科学実験などを担当、船外活動も予定されている。

 野口さんは、1965年横浜市生まれ、91年東京大学大学院修士課程(航空学専攻)修了、石川島播磨重工業勤務を経て、96年宇宙飛行士候補者に選ばれた。98年米航空宇宙局(NASA)のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)に認定され、2005年7月下旬から8月初めにかけて米スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗、日本人として初めて船外活動のリーダーを務め、3回の船外活動を行った。

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