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山中伸弥教授に科学技術特別賞

2008.03.17

 文部科学相が科学技術分野で特に優れた成果を挙げた人を表彰する「科学技術特別賞」の平成20年度受賞者に、山中伸弥 氏・京都大学医科学研究所教授が選ばれた。

 授賞式は、科学技術賞に選ばれた受賞者(開発部門27件、研究部門42件、科学技術振興部門2件、技術部門16件、理解増進部門21件)と若手科学者賞の受賞者72人とともに、4月15日、平成20年度科学技術週間特別行事の一環として虎ノ門パストラルで行われる。

 山中伸弥教授は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)研究分野を切り開いた業績で、国際的にも大きな関心を集めており、基礎医学分野で優れた研究業績を挙げた研究者に贈られるロベルト・コッホ賞の今年の受賞者にも決まっている。

 再生医療などへの応用を目指した国際的な研究開発競争も激しくなっており、国内でも教授を中心とするiPS細胞研究の推進体制が整備されつつある。

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