ニュース

サービスを研究対象にセンター設立

2008.03.07

 サービス産業やサービスそのものを研究の対象とする「サービス工学研究センター」が、産業技術総合研究所に設けられることになった。

日本のサービス産業は国内総生産(GDP)、雇用ベースで日本経済の7割を占めるようになっている。しかし、製造業と並んで日本の経済成長の牽引役となることが期待されているにもかかわらず、サービス産業における生産性の伸び率は低い。

 「サービス工学研究センター」は、これまで産業界、大学、研究機関で研究対象としてきちんと位置づけられていなかった「サービス」を、科学的・工学的な視点から研究するのが目的。産学連携を通じて科学的・工学的手法を用いた生産性向上の方法論開発を目指す。4月1日に設立し、研究センター長には、吉川弘之理事長が就任する予定。

関連記事

ページトップへ