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「きずな」太陽電池パネルの展開も成功

2008.02.25

開いた「きずな」の太陽電池パネル(斜め方向から撮影)
開いた「きずな」の太陽電池パネル(斜め方向から撮影)
(提供:宇宙航空研究開発機構)

 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)が、23日夕、種子島宇宙センターからH-ⅡAロケット14号機によって打ち上げられた。

 宇宙航空研究開発機構によると「きずな」は、打ち上げ約28分後にH-IIAロケットから予定通り切り離され、送られてきたカメラ画像などから、太陽電池パネルの展開が正常に行われたことも確認された。

 「きずな」は、将来の高速大容量通信時代に備えさまざまな実験をする目的で、宇宙航空研究開発機構と情報通信研究機構が開発した。家庭での送受信を想定した超小型アンテナによる通信から、企業などによる超高速双方向通信の実現に向けた大型アンテナを使った通信実験などが予定されている。

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