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インフルエンザ流行始まる

2007.12.05

インフルエンザ流行レベルマップ (提供:国立感染症研究所)

 国立感染症研究所は、全国の医療機関から報告のあった11月19〜25日のインフルエンザ患者発生数が流行開始の基準を上回ったことを明らかにした。

 この週の全国の患者発生報告数は、7,162人で、全国的な流行開始の指標である1.0を超え、1.53となった。

 過去の患者発生状況をもとにした設けられた基準値を超えた場合、保健所ごとに注意報や警報を発するが、警報レベルを超えた地域は北海道4カ所、警報レベルは超えていないものの注意報レベルを超えた地域が北海道5カ所、神奈川県、長野県、岡山県各1カ所となっている。

 「警報」は、大きな流行の発生・継続が疑われることを示し、「注意報」は今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があるか、すでに流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示す。

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