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月周回衛星セレーネの愛称『かぐや』に

掲載日:2007年6月7日

今夏、打ち上げ予定の月周回衛星「セレーネ」の愛称を公募していた宇宙航空研究開発機構は、「かぐや」と名付けたことを公表した。

愛称の公募に対しては1万1千を超える応募が、はがきやインターネットで寄せられた。このうち「かぐや」の提案者は、1,701名と2位の「かぐやひめ」(804)、3位の「うさぎ」(495)を大きく上回った。

「かぐや」は、H-ⅡAロケットで打ち上げられ、主衛星は月に到達すると、高度100キロの極周回円軌道に投入される。楕円軌道に投入される2つの副衛星とともに約1年かけて、月表面の元素組成、鉱物組成、地形や、表面付近の地下構造、磁気異常、重力場の観測を全域にわたって行う。

同時にプラズマ、電磁場、高エネルギー粒子など月周辺の環境計測も行い、月の起源と進化の解明といった科学的な目的に加え、将来月の利用の可能性を調査するためにも重要な情報が得られると期待されている。

月探査に対する関心は各国で高まっており、米国のアポロ計画以来となる本格的な月の探査プロジェクトとして、海外からも注目されている。

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