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大気球放出直後に幕破れ記録更新に失敗

掲載日:2007年5月21日

厚さ2.8マイクロメーターという世界一薄い膜から成る大気球を飛ばす試験が、18日岩手県大船渡市の宇宙航空研究開発機構・三陸大気球観測所で行われたが、放出直後に500メートル離れた山道に落下した。

落下した気球を調べたところ。頭部の膜が破損していることが分かった。

同機構は、昨年9月にも同じ型の気球の飛翔試験を行っているが、この時も放出58分後に高度、15.6キロに達したところで、気球が破損して、落下している。

大気球は、人工衛星やロケットに比べて観測高度では劣るが、ロケットに比べてはるかに長い、数十時間の観測ができる長所がある。宇宙航空研究開発機構はこれまで、高度53キロという世界最高の到達記録を達成しており、今回もその更新を狙ったが、失敗した。

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