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準惑星の表記、教科書には記載求めず

掲載日:2007年4月10日

昨年8月、国際天文学連合の総会で惑星から外された冥王星について、日本語の表記が必要な場合は「準惑星」を勧めるが、当面、高校までの教育を含め社会一般の積極的な使用は推奨しない―。

日本学術会議は、9日物理学委員会IAU(国際天文学連合)分科会および天文学・宇宙物理学分科会の検討結果を公表、冥王星の新しい区分け問題にひとまずの結論を出した。

国際天文学連合の総会では、これまで惑星の仲間に含まれていた中で、冥王星だけが外され、新しい定義である「dwarf planet」の一つとされた。

日本学術会議の物理学委員会分科会は、国際天文学連合総会で惑星の新しい定義が採択されたこと自体は「天文学の最新の知見を反映した妥当なもの」と評価した。しかし、「dwarf planet」については、「自己重力で球形をなすという外的形態を主要な基準とした結果、判定上のあいまいさが残る」という指摘があることなどを理由として、「国際天文学連合でのさらなる検討を要請する」としている。

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