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H-ⅡAロケットを引き続き支援

掲載日:2007年4月5日

今年度から三菱重工業に製造・打ち上げが移管されたH-ⅡAロケットについて、宇宙航空研究開発機構は4日、引き続き財政的支援を行っていく考えを宇宙開発委員会に報告した。

信頼性向上プログラムという名目で予算を確保し、研究開発や信頼性維持に不可欠な打ち上げ前の極低温点検試験や飛行データの取得などの経費にあてていく、としている。

H-ⅡAロケットの製造・打ち上げが三菱重工業に移管されたことに伴い、この夏に予定されている宇宙航空研究開発機構の月周回衛星「SELENE」の打ち上げは、同機構が三菱重工業からH-ⅡAロケットの打ち上げサービスを調達するという枠組みになっている。

本来、打ち上げを成功させるロケットの信頼性にかかわる取り組みは三菱重工業が行うのが、移管の狙いだった。しかし、H-ⅡAロケットは、日本の基幹ロケットであることから、国が今後も信頼性の強化に取り組む必要がある、と同機構は支援の意義を説明している。

支援内容には、H-ⅡAロケット6号機の打上げ失敗の原因となった固体ロケットブースタの改良や、現在製造されていない部品の代替に必要な措置、部品などの国産化に向けた取り組みなども含まれている。

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