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光ファイバー契約ブロードバンドの3割超す

2007.03.14

 インターネットのブロードバンド(高速大容量)サービスのうち、光ファイバーの契約数が昨年12月、初めて3割を超したことが、総務省の調査で明らかになった。

 光ファイバーは、最も高速の通信が可能なことから、ブロードバンドの本命といわれながら、既存の電話回線を利用するADSL(非対称デジタル加入者線)などデジタル加入者線に比べ普及が遅れている。

 しかし、昨年9月時点の調査に比べ、昨年12月には10%を超す契約者数の伸びを示し、約794万と全契約者数に占める割合も、31%に増加した(昨年9月は29%)。

 一方、デジタル加入者線の契約者数は、逆に約16万ほど減り、約1,424万と依然トップの座にはあるものの、全体に占める割合は、57%から55%に縮小している。

 ブロードバンド契約者総数は、約2,576万と9月時点に比べ、71万増加した。

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