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SERVIS衛星打ち上げドイツのロケットに変更

掲載日:2007年2月16日

経済産業省は、外郭団体である無人宇宙実験システム研究開発機構が開発している宇宙環境信頼性実証システム衛星(SERVIS)2号機の打ち上げを、ドイツ・ユーロコット社に委託する、と15日発表した。

2009年中に、同社のロコットロケットによりロシア・プレセツク射場から打ち上げられる予定。

SERVIS衛星は、最新の民生部品を宇宙で使えるよう、地上試験のガイドラインを策定することなどを目的とした衛星。実際に宇宙での動作状況をモニタリングすることで、地上試験の妥当性を評価する。ガイドライン作りは2機の衛星で行われる計画で、すでに1号機は2003年10月に打ち上げられ、運用を終了している。

SERVIS2号機は当初、宇宙航空研究開発機構が開発しているLNG推進系を用いたGXロケットで打ち上げの予定だった。経済産業省は、SERVIS2号機による目的達成と、衛星を打ち上げるGXロケットの信頼性向上、市場競争力強化を同時に狙っていた。しかし、宇宙航空研究開発機構が担当しているGXロケットの第2段推進系の開発が難航し、宇宙開発委員会が推進系の仕様変更を指示するという事態になっている。

SERVIS2号機の設計寿命内に、GXロケットで打ち上げることが難しくなった結果、打ち上げロケットの切り替えを余儀なくされた。

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