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福祉用具の実用化開発助成金を公募

2007.01.09

 新エネルギー・産業技術総合開発機構は、高齢者や心身障害者の自立や、介護者の負担軽減に役立つ福祉用具を実用化するための開発助成金を、26日から2月5日まで公募する、と発表した。説明会を10日から23日にかけて、全国9カ所で開催する。

 応募のあった提案の中から、新規性、技術開発要素、利用者のニーズ、経済性などを審査し、助成対象事業を決定する。

 助成金の額は、3,000万円以内で、助成率は、費用の3分の2以内、研究開発期間は、3年以内。

 これまで採択され、終了した助成事業145件のうち80件が実用化された。

 実用化された福祉用具の中には、寝たきりの高齢者や自力で歯の清掃ができない人の口腔内を、介護者が簡単に清潔にできる吸引ブラシ・開口器や、まひした方の下肢に装着し、歩行を助けることができる装具などがある。

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