ニュース

宇都宮工業高校が3R推進総理大臣賞受賞

2006.10.19

 平成18年度リデュ−ス・リユース・リサイクル推進功労者の総理大臣賞に宇都宮工業高校が選ばれた。20日都内で表彰式が行われ、各府省大臣賞など他の受賞者とともに表彰される。

 栃木県立宇都宮工業高校は、平成12年度から環境に対する識見と行動力を備えた「グリーン・エンジニア」の育成に取り組み、平成14年には公立高校で初めて環境マネジメントシステム規格「ISO14001」の認証を取得している。

 この「ISO14001」を運用することにより、6年間で、学校全体の可燃ごみ量を58%減らした実績などが評価された。

 同校は生徒会の「環境委員会」が、放課後に可燃ごみの計測作業をしている。

 保護者の協力も求め、手作り弁当持参や、ペットボトルを水筒代わりに利用することを推進、校内の樹木の枯れ枝・葉は、土木科の生徒が校内で堆肥(たいひ)化し、草花の肥料として再利用している。

 さらに校内で販売している飲料水類は、デポジット制を導入し、回収されたアルミ缶を洗浄処理してアルミ会社へ送り、交換で得られた車いす(今年度2台、16年度3台)は、日本赤十字社を通して、病院や福祉施設に寄贈している。

ページトップへ