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妊娠女性の体型モデル開発、電波影響研究に貢献

2006.08.28

 携帯端末など無線通信機器などから出る電波の影響をきちんと研究するために必要となる妊娠女性数値モデルを、情報通信研究機構と千葉大が共同開発した。

 モデルは、2 ミリ立方のブロック約710万個から作られており、妊娠7カ月の女性に固有の組織を含む56種類の組織・臓器を含んでいる。

 妊娠女性、特に胎児に対する無線通信機器などからの電波の安全性評価を行うことが、最近の重要な研究課題となっている。電磁波の安全性評価のためには、人体の正確な数値モデルが必要とされていた。

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