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都市と山村が連携し山村活性化

2006.07.31

 山村の活性化のため、都市と山村の民間非営利団体(NPO)や自治体が手を取り合うプロジェクトを支援する「山村力(やまぢから)誘発モデル事業」として、新たに22のプランが選定された。

 林野庁が27日、発表した。

 北海道白老町のNPO法人ウヨロ環境トラストによる「山村への移住・定住に関心のある都市住民を対象とした里山保全ボランティア体験事業」、大阪の子育てママと島根県大田市在住の女性ら15人が出資してつくった会社「子供ハウスツアーズ」による「『都会と田舎を結び、第2の故郷を作ろう』事業」、適切な森林管理を目指す国際的な認証制度「FSC森林認証」を取得した宮崎県諸塚村の木材を、熊本市の地域工務店でつくる「『生地の家』'職人ネットワーク」に直送し、「森林認証住宅」の普及を図る事業、などが含まれている。

 「山村力(やまぢから)誘発モデル事業」は、林野庁の新規事業で、すでに1次公募分として13件が6月に公表されている。

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