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オホーツク海の海氷域が最小に

2006.06.23

 この冬から初夏にかけてオホーツク海を覆った海氷域の広さが、統計を開始して以来、最小になった、と23日気象庁が発表した。

 昨年12月から今年5月までの海氷シーズンを通した海氷面積の積算値は、1971年以来、最も小さく平年の64%。海氷域が最大になった3月10日の面積も、1984年に次いで2番目の小ささだった。

 オホーツク海の海氷域面積は、長期的には緩やかな減少傾向が見られる。しかし、約10年周期の変動幅の方が大きく、減少傾向が地球温暖化によるものかどうかは、はっきりしない。

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