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北極海で大気・海水リアルタイム観測

掲載日:2006年6月13日

海洋研究開発機構は、北極点近くの海域の大気、海水の状態を自動的に観測できるシステムの設置に成功、観測データのリアルタイム配信を始めた、と13日発表した。

海洋での大気、海水の観測データは、精度の高い気候変動予測モデルを作るうえでも欠かすことができない。このため、すべての海域のモニタリングシステム構築を目指す「国際アルゴ計画」が進められている。

しかし、1年中、海面が氷で覆われている北極海は、大気、海水の同時自動観測、特に海水観測データの送信が難しく、同計画の空白域となっていた。

同機構は、ブイからケーブルをつり下げ、水温、塩分濃度を測定、ブイに取り付けたアンテナから観測データを衛星経由で送信するシステムを開発、同海域でのリアルタイム観測を初めて実現した。

データは、気象庁を通じて国際気象通信システム(GTS)と国際アルゴデータセンターへ自動配信されている。

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