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国際天文学連合が惑星12個に増やす案

掲載日:2006年8月18日

新たに3個の天体を惑星と認め、全部で12個とする、という国際天文学連合の案は、各新聞が17日の朝刊で詳しくとり上げた。3個のうち、これまで冥王星の衛星扱いされていたカロンの"昇格"理由がやや分かりにくい。「冥王星は唯一、米国の科学者が発見した惑星で、米国が"惑星の地位"にこだわったともいわれる」と東京新聞(大島弘義記者)の記事にある。

朝日新聞は、17日に続き、18日朝刊で、そもそも今回の見直しが「冥王星は惑星か」という論争に端を発していることと、冥王星が従来の地位を確保し、カロンも惑星に昇格したことに、米国の専門家たちが満足していることを詳しく伝えた。

冥王星の衛星といわれていたのが、なぜ惑星になったかについては、二重惑星とみなされたから、ということだが、この点については、国立天文台のウェブサイトの説明が役に立つ。

「衛星は惑星のまわりをまわる天体ですが、その共通重心が惑星の内部にあるものを指します。冥王星の衛星といわれてきたカロンの場合、共通重心が冥王星の外にありますから、どちらも惑星、つまり二重惑星となるわけです」(朝日新聞の引用は東京版から)

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