レビュー

北東アジアでは出生率最高の国

2006.06.02

 「出生率1.25 最低更新」。1日発表された厚生労働省の人口動態統計は各メディアに大きく取り上げられた。

 各紙の記事中に「外国と比較するとどうか」といった記述はほとんど見当たらなかったが、これに先立つ5月27日の東京新聞朝刊特報面コラム欄に伊藤洋一・住信基礎研究所主席研究員が書いている。

 「まず韓国。出生率は今1.08だ。次いでロシア。人口減少ペースは、年間70万人に達している。出生率は1.18。中国はつい最近まで一人っ子政策をしてきた。出生率は日本より低い」

 「日本は北東アジアでは一番出生率の高い国となっている。心配することは必要だ。しかし、周りを見ることも必要だと思う」(注:東京本社最終版の記事から)

ページトップへ