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「はやぶさ2」が地球最接近

掲載日:2015年12月4日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日夜、無人探査機「はやぶさ2」が3日午後7時8分に地球に最接近した、と発表した。ハワイ上空の約3,100キロを通過し、地球の重力を利用して加速する「スイングバイ(重力ターン)」を完了。方向を変えて約3億キロ離れた小惑星「Ryugu(りゅうぐう)」に向け再び宇宙の旅を続けた。

今回の「スイングバイ」で、秒速30.3キロから同31.9キロに加速した。「はやぶさ2」は2014年12月に打ち上げられた。計画では、2018年夏にRyuguに到着。岩石試料を採取し、20年末に地球に戻る。全行程は約52億キロに及ぶ。これまで地球の軌道を1周した距離を含めて約9億3千万キロ飛行した。それでも全工程の5分の1以下。今後地球への帰還までの長い旅を続けるために6千時間以上のエンジン噴射が必要、という。

JAXA/池下章裕氏提供 小惑星「Ryugu」地表付近に到達した「はやぶさ2」想像図
JAXA/池下章裕氏提供 小惑星「Ryugu」地表付近に到達した「はやぶさ2」想像図
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