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北海道大学が研究費不正受給で2教授懲戒処分

2015.05.07

 北海道大学は1日、科学研究費補助金を不正に受給したとして、有賀早苗(ありが さなえ)農学研究院教授と有賀寬芳(ありが ひろよし)薬学研究院特任教授の2人をそれぞれ停職10カ月の懲戒処分としたことを公表した。

 不正受給とされたのは、「家族性パーキンソン病PARK7原因遺伝子DJ-1の機能解析と創薬」という研究課題に対し、2006、2007年度にそれぞれ交付された800万円と750万円の科学研究費補助金。北海道大学によると、昨年4月、日本学術振興会から両教授に関わる科学研究費補助金の中に、同一もしくは非常に酷似しているものがあるとの連絡を受けた。学内6人、学外2人から成る調査委員会で調べた結果、不正受給と認定した、という。

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