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最新鋭のひまわり8号の打ち上げ成功

掲載日:2014年10月7日

生活や防災に欠かせない次世代気象衛星「ひまわり8号」が10月7日午後2時16分、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県)からH2Aロケットで打ち上げられた。予定通り打ち上げから28分後に、太平洋上空でひまわり8号を分離して打ち上げは成功した。H2Aロケットによる打ち上げ成功は19回連続となり、成功率は96%に上がり、信頼度を一層高めた。

ひまわり8号は現在使われているひまわり7号の後継機で、1週間後に赤道上空約3万5800kmの静止軌道に入り、試験を経て来年夏から本格的に運用される。バックアップ用のひまわり9号も2016年度中に打ち上げられる。ひまわり8、9号は、最先端の観測技術による放射計を搭載し、米国や欧州の気象衛星に先駆けて運用を始めるため、国際的に注目されている。

ひまわり8号は全長8m、重さ1.3トンで、ひまわり7号に比べ飛躍的に性能を上げた。水平分解能が倍増し、より鮮明な画像を提供する。観測の頻度も30分ごとから10分ごとに高まり、日本周辺の地域は2分半に1回観測もでき、積乱雲の急速な発達に伴う局所的な豪雨や御嶽山の噴火などにも対応できる。画像データは5チャンネルから16チャンネルに増え、表示もカラー化される。設計寿命は15年以上で、8年以上の観測を予定している。

ひまわり8、9号による観測性能の向上
図. ひまわり8、9号による観測性能の向上
(提供:気象庁)
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