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国際数学連合の総裁に森重文京大教授

掲載日:2014年8月13日

京都大学数理解析研究所の森重文(もり しげふみ)教授(63)が国際数学連合(IMU)の次期総裁に選ばれた。韓国の慶州で8月11日に開催された国際数学連合総会で決まった。国際数学連合の総裁にアジア人がなるのは初めて。 任期は2015年1月1日~2018年12月31日の4年間。同研究所が8月12日発表した。

国際数学連合は4年ごとに国際数学者会議を開き、「数学のノーベル賞」といわれるフィールズ賞を選考し、授与している。森重文教授は名古屋市出身、代数幾何が専門。京都大学理学部卒、同大学院修了後、米ハーバード大学助教授、コロンビア大学客員教授、名古屋大学教授を経て、1990年から京都大学数理解析研究所教授。京都市で1990年に開かれた国際数学者会議で、「3次元代数多様体の極小モデルの存在証明」の業績でフィールズ賞を受賞した。文化功労者、日本学士院会員でもある。

森重文教授は「重責だが、数学に少しは恩返しができると思い、承諾した。アジアから初の総裁で、ことの重大さに身が引き締まる思いだ。アジアをはじめ世界中の多くの新興国で数学が発展しているので、その振興にも寄与したい」とのコメントを出した。

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