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若田光一さんがISS船長終え地球帰還

掲載日:2014年5月14日

日本人初の国際宇宙ステーション(ISS)船長を2カ月務めた若田光一さんが5月14日、半年間の宇宙飛行を終えて、地球に帰還した。ほかの米ロの2人の飛行士とともにソユーズでISSから分離、軌道離脱の逆噴射をして大気圏に突入し、パラシュートで予定通り、14日午前10時58分(日本時間)、中央アジア・カザフスタンの草原に着陸した。

若田さんは、着陸から30分後にカプセルから運び出され、元気な姿を見せた。出迎えのスタッフらと握手しながら、「どうもありがとう」と笑顔で話し、座ったまま医師の診断を受けた。

ISS船長の任務は重い。若田さんは日本人らしい「和」の心を大切にして、相手を思いやり、船長を務め上げた。搭乗員の作業状況や健康状態、搭載機器、物資などを把握し、各国の地上管制局とも連絡、調整して司令塔の役割を果たした。この間、火災警報の誤作動もあったが、的確に対処した。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)飛行士への評価を高めた。

若田さんは昨年11月にソユーズでISSに出発、今年3月に第39代船長に就任し、5月13日まで務めた。今回で4回目の宇宙飛行で、188日間の宇宙滞在は1回の飛行で日本人最長、通算の滞在日数も348日間と、日本人最長となった。

元気に帰還した若田光一さん
写真. 元気に帰還した若田光一さん
(提供:JAXA/NASA)
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