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セキュリティー大手のソフト設計図盗まれる

2012.01.19

 コンピューター・セキュリティー大手の米シマンテック社は、ウイルス対策ソフトの設計図となるソースコードが何者かに盗まれていたことを明らかにした。

 日本の複数のメディアによると、盗まれたコードは、2006年版の「ノートン アンチウイルス コーポレートエディション」や、企業が社員のPCを遠隔操作するための「PCエニウェア」などの一部。同社は「ノートンシリーズの最新製品を使っていれば危険性はない」と言っているが、PCエニウェアは不正侵入の恐れがあるとして、対応を急いでいる。

 これらのソースコードは、インドの軍機関のサーバーに侵入した何者かのハッカー集団よって盗まれ、インターネット上に公開予告があったことから、同社が状況を調査していたという。

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