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福島県内に中間貯蔵施設建設計画提示

2011.10.31

 細野豪志環境相は29日福島県庁に佐藤知事を訪ね、除染作業で出た放射性廃棄物の中間貯蔵施設を3年以内に福島県内に建設することを柱としたロードマープを提出し、協力を求めた。中間貯蔵施設の規模や建設場所については来年度中に決め、施設は30年間運用し、この間に最終処分施設を県外に建設するとしている。

 佐藤雄平知事は、「慎重に検討する」とだけ語った。細野環境相は、県内関係市町村に対する説明会にも出席「今日が除染についてのスタート」と語り、協力を求めた。市町村長からは「中間貯蔵施設が最終処分施設にならないか」という警戒の声が出ている。

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