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北海道の野生カモから検出されたウイルスと近縁

2010.12.03

 島根県安来市で発生した高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)について厚生労働省は2日、農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所の遺伝子解析で鶏から検出されたウイルスが10月に北海道で野生のカモのふんから分離されたウイルスと極めて近縁であることが明らかになった、と発表した。

 島根県は、2日からウイルスが検出された農場の鶏21、549羽の焼却処分を開始した。4日までに終了する予定。また発生農場の防鳥ネットに穴が開いている個所が見つかったことから、100羽以上の鶏などを飼育している県内農場の防鳥ネットの破損や鶏の健康状態を3日から調べる。

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