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準天頂衛星1号機『みちびき』11日打ち上げ

掲載日:2010年9月8日

カーナビや地震後の地殻変動観測などに活躍している衛星利用測地システム(GPS)と併用することで位置決定精度を飛躍的に高めることができる準天頂衛星システムの1号機が11日、H-ⅡAロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられる。

準天頂衛星システムは、天頂付近に必ず1機の衛星が見えるように軌道を設定した3機の衛星から成る。GPSと観測データ・信号を提供し合うことで地形や高層ビルなどに影響されず全国をほぼ100パーセントカバーする衛星測位サービスが可能になると期待されている。1号機の役割は、現在、30機の衛星によって運用されている米国のGPSを補完・補強する技術の実証。この結果の評価を経て、1号機を含めた3機の準天頂衛星によるシステムを実証する第2段階へ進む計画となっている。

衛星を利用した測地システムは、各国が基幹的なシステムとして運用、開発を進めている。宇宙航空研究開発機構によると、ロシアが既に21機の衛星による「GLONASS」を運用しているほか、中国も「COMPASS(北斗)を一部試験運用中。さらに欧州が「Galileo」を実験中で、インドもIRNSSを開発中という。

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