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留学生の力で外国人に親切な博物館

2010.08.05

 日本の歴史や風俗を紹介する博物館の展示を外国人にも分かりやすくしようとするユニークな試みが5日、佐倉市の国立歴史民俗博物館で行われた。

 この試みは、千葉大学の短期留学生が1年間、大学と国立歴史民俗博物館教員の指導を受けてつくり上げた外国語展示案内(ワークシート)が基になっている。中国、韓国、インドネシア、ロシア、ポーランド、タイ、ベトナムからの留学生がつくった母国語ワークシートが実際に理解に役立つかどうかを、午前中の試行会で評価した。

 午後には、同館会議室で7カ国13人の留学生が「室町へようこそ」「日本体験−農村風俗」「古代都城 平城京&長安京」など自分が作成したワークシートについて発表した。

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