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最先端研究開発支援プログラム支援のシンポジウム実施機関公募

2010.06.15

 30のテーマ・代表研究者に総額1,000億円が支給される最先端研究開発支援プログラムを後押しするため、内閣府はシンポジウムの開催に3億円を投じることを決めた。14日シンポジウム実施者の公募を開始した。

 シンポジウムは、研究者向けの国際シンポジウムと一般向けのシンポジウムに分かれている。課題ごとに行う専門的な国際シンポジウムに対して、一般向けのシンポジウムは30課題すべてを一つの実施機関が行うことを想定している。

 総合科学技術会議は最先端研究開発支援プログラムを加速するため、既に決まっていた1,000億円に加え、さらに今年度予算で100億円を追加した。このうち、5億円程度を科学・技術コミュニケーションに活用する方針を既に明らかにしていた。今回のシンポジウム実施機関の公募は、その一環。総額3億円の予算規模は、応募状況によって増減もあり得るという。

 公募の締め切りは7月12日で、応募できる機関は公私を問うていない。

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