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国際競争力で日本27位に後退 シンガポール1位に

2010.05.20

 スイスのビジネススクール「IMD」(国際経営開発研究所)は19日、「2010年世界競争力年鑑」を発表、シンガポールと香港が米国を抜いて1位と2位に浮上したことを明らかにした。

 シンガポールと香港は経済危機からの大きな回復力を示し、発展するアジア地域の恩恵を十分受けていると評価されている。

 両国同様、アジア地域の経済発展の恩恵を受けたオーストラリア、台湾、マレーシアがそれぞれ5位、8位、10位と初めて10位以内に入った。このほか10位までに入った国は、スイス(4位)、スウェーデン(6位)、カナダ(7位)、ノルウェー(9位)となっている。

 日本は大きな苦労をして経済危機から立ち直ったものの、デフレと取り組んでいるとされ、ランクを17位から27位に下げた。中国本土は20位から18位に、韓国も27位から23位と順位を上げ、日本を追い抜いている。

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