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デブア気候変動枠組み条約事務局長が辞任

2010.02.19

 国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局は18日、デブア事務局長が7月1日付で辞任すると発表した。

 デブア事務局長は、国連・持続可能な開発委員会の副委員長やオランダ環境省次官などを務めた後、2006年9月に国連気候変動枠組み条約事務局長に就任した。昨年12月、コペンハーゲンで開かれた同条約第15回締約国会議(COP15)で京都議定書以降の明確な枠組みをつくることに力を注いだが、不十分な成果に終わった。

 同事務局長は辞任にあたり「コペンハーゲンでは法的拘束力を持つ明確な合意ができなかったが、温室効果ガス排出削減に向けての政治的な関与と意志ははっきりした」と述べた。

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