エコポイント制度が導入された昨年5月から12月までのテレビ、エアコン、冷蔵庫3商品の総売り上げは前年の同じ時期に比べ2割増えたことが、経済産業省の調査で明らかになった。
12月をみると、例年なら暖房機器が大量に売れるところ、エコポイント対象商品であるエアコンの売り上げが対前年同月比で124%(数量・金額ベース)に増えた。テレビはもっと好調で数量ベースで164%、金額ベースで141%となった。冷蔵庫の売り上げも金額ベースで124%、数量ベースで112%と増えている。
昨年5月15日に導入されたエコポイント制度は、「エアコン」、「冷蔵庫」、「地上デジタル放送対応テレビ」を対象に、これらの商品を購入する際、例えばエアコンなら冷房能力に応じ6,000-9,000点、さらに買い替えなら3,000点を上乗せしたポイントが購入者に与えられる。
購入者は1ポイントにつき1円の価格に相当するプリぺイドカードや省エネ・環境配慮製品などをこのポイントを使って購入できる。