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「政府世論調査で原子力推進60%弱に」

2009.11.27

 内閣府は26日、10月に実施した世論調査で「原子力を推進して行く」と答えた人が59.6%になったことを明らかにした。内訳は「積極的に推進」が9.7%で、「慎重に推進」が49.8%。これらの数字は4年前の同じ世論調査に比べいずれも上昇している。2005年の調査では、「積極的に」が8.0%で、「慎重に」が47.1%で合計55.1%だった。

 「発電の過程で二酸化炭素(CO2)が排出されず地球温暖化防止に貢献する」と知っていると答えた人も、05年の調査では35.6%だったのが、今回の調査では50.0%に増えている。

 「使用済み燃料を再処理すればウラン資源の有効利用を図れる」ことを知っていると答えた人も34.8%から40.8%に増えた。

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