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科学技術振興機構配布「日食グラス」に不良品 22日皆既日食

2009.07.21

 国内では46年ぶりとなる皆既日食を観測するため22日、各地ではさまざまなイベントが用意されている。

 この日に備えて科学技術振興機構が全国の小中高校などに配布した「日食グラス」に不良品が混じっていることが判明、同機構は「遮光プレート(表は銀色で、裏は黒色)が外れて遮光プレート部分が透明になっていたり、ずれていたりするものは使用すると失明の恐れもあるので絶対に使用しないよう」ホームページなどで呼びかけている。

 不良品が入っている恐れのある「日食グラス」は、同機構が小中高校などに送っている科学教育雑誌「Science Window(サイエンス・ウィンドウ)」1月号と一緒に、または同号の読者プレゼントとして配布された。

 また、日本科学未来館が7月8日に来館者に配布した「日食グラス」11個の中にも同様の不良品が混じっていることが分かったため、同館も同様に注意を呼びかけている。

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