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新型インフルエンザ豪州、アジアでも拡大、国内でも患者千人超す

2009.06.28

 厚生労働省は27日午前6時時点で、国内の新型インフルエンザの累計患者数が1,091人になった、と発表した。

 26日午前6時から1日間で新たに59人の患者が茨城県から福岡県にわたる広い範囲で確認された。この中には、米国のほかオーストラリアやフィリピンへの渡航歴がある人が複数含まれており、オセアニア、アジアへの感染拡大を反映していると見られる。

 世界保健機関(WHO)によると、26日朝(日本時間同日夕)現在、世界全体の患者数は59,814人、うち死者263人となっている。南米、オセアニアの国々で患者が増えている。アジアで患者数が多い国は中国(台湾含む)1,089人、タイ774人、フィリピン445人うち死者1人、シンガポール315人、韓国142人、マレーシア68人、インド64人、ベトナム63人となっている。

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