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感染者30カ国で5千人超す 国内793カ所に発熱外来設置

2009年5月13日

10日夜中国本土で初の新型インフルエンザ感染者が確認されたことで、中国でも温家宝首相が国務院常務会議で新型インフルエンザ対策の強化を呼びかけるなど対策を急いでいる。新華社の報道によると、温首相は同会議で「出入国検査、検疫を強め、早期発見、早期報告、早目の隔離、早目の診断、早目の治療」を強調し、ワクチンの研究開発と生産を速めて抗ウィルス薬とともに備蓄を増加させるよう求めた。

一方、厚生労働省は12日、国内での流行に備えて進めている新型インフルエンザ発熱外来の都道府県別設置状況を公表した。それによると東京都64カ所、長野県56カ所、茨城県50カ所と多いところから、奈良県3カ所、富山県4カ所、石川、佐賀、沖縄県各5カ所など少ないところまで設置数に差はあるものの、全国で793カ所の発熱外来が設置済みとなっている。

世界保健機関(WHO)によると12日(日本時間同日夕)時点で、感染者は30カ国、5,251人になった。

国別の内訳は、米国2,600人うち死者3人、メキシコ2,059人うち死者56人、カナダ330人うち死者1人、スペイン95人、英国55人、パナマ16人、フランス13人、ドイツ12人、イタリア9人、コスタリカ8人うち死者1人、ブラジル8人、イスラエル7人、ニュージーランド7人、エルサルバドル4人、日本4人、コロンビア3人、オランダ3人、韓国3人、スウェーデン2人、ノルウェー2人、グアテマラ1人、アルゼンチン1人、オーストリア1人、スイス1人、デンマーク1人、アイルランド1人、ポルトガル1人、ポーランド1人、中国本土1人、香港1人、オーストラリア1人となっている。

米疾病対策センター(CDC)によると、12日(日本時間同日深夜)時点の米国内感染者は、45州(ワシントンD.Cを含む)3,009人、うち死者3人に達した。CDCは米国民が新型インフルエンザに対し免疫を持っていないことを理由に、今後さらに感染者、死者は増えるとの見通しを明らかにしている。

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