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国内で初の新型インフルエンザ感染者 成田で帰国の高校生ら3人

2009年5月9日

8日夕方、カナダから米国経由で帰国した3人が成田空港で新型インフルエンザに感染していることが確認された。大阪府の男子高校生2人と40代の男性教諭で、国立感染症研究所の検査で感染が確定した。3人は、成田市内の感染症指定医療機関に隔離され、治療を受けている。

3人は、カナダのオークビルを訪れた後、米国デトロイト発の航空機で午後4時38分に成田空港に到着した。40代の教諭は、38.6℃の熱とせき、筋肉と関節の痛みがあり、高校生2人は、鼻汁、せきの症状があり、37℃前後の熱がみられた。

舛添厚生労働相は9日午前に記者会見し、機内で教諭と高校生1人の席の近くにいた乗客と乗員49人についても空港内で一時的に隔離した後、成田市内の宿舎に移し、今後10日程度、医師が定期的に検査するなどの措置を取ることを明らかにした。しかし、もう1人の高校生は機内の簡易検査では判明せず、機外に出た後、異常を訴えたことから、周辺の席にいた人たちが隔離対象の49人に含まれていないことを説明、これらの乗客たちのフォローに全力を挙げるとともに、今後、問い合わせなどに対する協力をこれらの乗客たちに求めた。

また、今回、水際で感染者を隔離できたことに一定の評価を与えると同時に、検疫体制の強化は対策全体の一部で、時間稼ぎという面があることを強調、水際対応とともに発熱相談センターなど国内体制の整備にも引き続き力を入れることを明らかにした。

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